呉三津田高校入試の実施内容と受検状況(令和6年度)

◇定員：200名(令和5年度：定員240名　受検者数206名　倍率0.86倍)
◇枠の比率と配点：特色枠50％(学力検査４：調査書４：自己表現２：独自検査0)、一般枠50％　※傾斜配点なし
呉三津田高校の令和6年度の定員は200名で特色枠と一般枠をそれぞれ半分ずつに設定していました。昨年と同じ内容での実施であり、これまで通りの生徒層を獲得しやすいように調査書重視の合格枠の設定になっていると感じました。

※令和5年9月19日加筆修正しています。

呉三津田高校のボーダーライン

呉三津田高校に合格するには実際にどれくらいの成績が必要でしょうか。中学校ではおそらく5段階の平均が少なくとも4以上、理想は４.5以上というような指導になっていると考えられます。また実力テストだと400点以上を求められるでしょう。
ただし、実際のボーダーラインはもっと下だと考えられます。理由は定員増に加えて低倍率だからです。合格発表の番号にぬけがみられたことから定員内不合格もあったと想像できますが、それでも他の情報とすり合わせてもボーダーラインはだいぶ下がっているように見受けられます。

呉三津田高校の受験対策

呉三津田高校は傾斜配点を実施しておらず、また独自検査も採用していなので、5教科で苦手を作らず満遍なく得点することが求められます。三津田高校を受験する生徒さんの学力層だと、得意教科をさらに伸ばしても得点差をつけにくいと考えられるので、苦手強化を底上げするような勉強のやり方が効果的でしょう。正答率50以上の問題の正答は必須なうえで正答率が50％を下回る問題をどの教科でも解けるようにしておけると良いと思います。

呉三津田高校の進学実績

呉三津田高校の進学実績を大まかに捉えると、生徒数の約半数が国公立大学に（国立７：公立３の割合で）合格しています。国立大合格者のうち広島大・山口大・愛媛大学がおよそ半数を占めていて、広島大には15名前後が合格している状況です。

呉三津田高校での勉強

呉三津田高校の進路についての考え方は難関大学合格も念頭にあるので、学習内容の難度や学習量は中学校に比べ格段に上がります。中学校でのやり方は通じませんし、変えなくてはいけないでしょう。何より課題や定期考査への向き合い方を生徒さんだけでなく保護者の方も変える必要があるケースが多くみられます。
三津田高校での勉強に不安があればぜひご相談ください。